−吉丸脳内−

吉丸の、ちょっぴり笑顔な生活をつらつらと。

泥沼


早速更新します(妄想を) 

始めに
わたしは極度の
ドロドロ話大好き芸人()です。
例を挙げるとしたら。。。昼顔。
あのドラマは今までのドラマの中でトップを争う勢いで好きなほどです。(照)
なのでこのカテゴリーの妄想が多い(気がする)です、たぶん。
では、どうぞ。(期待してはいけません)

私に自分を、彼に自担を当てはめて
お楽しみください。
500万円
私はOL。私が勤める会社には二階堂さんという方がいます。私より4年先に入社していて先輩にあたる方です。第一印象?「かっこいい」これだけでした。これだけの印象でわたしはこの人が欲しいと思いました。先輩がパソコンに向かう姿、疲れて目がウトウトしてる姿。そんな姿を見ているだけでもどんどん好きになる日々でした。
 そんなこんなで新入社員歓迎パーティーが開かれました。新入社員は私を含め計6人(男4女2)でした。私は絶対にチャンスだと思いました。昔から恋愛経験が少なかった訳ではないし、あの手この手を使って欲しい人を捕まえてきました。飲み会の席では先輩は右斜め前に座っていました。
「何回か目があってそらす。」このやり取りが5回?は続きました。そしたら案外早く彼から声をかけられました。
彼はすごく優しい声でこう言いました。
「馴染めてないの?(笑)」
忘れられません。あの声。
私は、心の中でガッツポーズをしました。ここから私のペースに持っていけばこの人は私のものにできると思いました。
「そうなんです、私人見知りで。」
「そうなんだ〜まぁまだ初めだしね(笑)」
「でもなんか、二階堂さんには気軽に話せて、、楽しいです!」
「まじ?(笑)嬉しい(笑)ねえちょっとあっち行かない?」
彼が指を指した方向は出口でした。
 その後私達は二人で二階堂さん行きつけだというバーへ行きました。その後は酔った勢いで。って感じです。情けありません。
でも幸せでした。片思いがこんなに早く実るのか、と。私は浮かれていました。
ベッドの上で彼に腕枕をされながら私はとんでもない言葉を突きつけられます。
「俺、結婚してんの。(笑)」
笑いながら彼はそう言いました。昨日私達は沢山話しました。沢山いろんなことをしてしまいました。でもその中で彼はこの話題なんて一度も出さなかった。「やってしまった。」私はそう思いました。でももう私はそんなこと関係ありませんでした。今更もう戻れなかったのです。
 それから私と彼は付き合うようになりました。
あの夜から三ヶ月後。私は彼と「不倫」をしています。正式に言うと彼が不倫をしているのです。本当にこれで良いのかと何度も思いました。ですが、会うたび奥さんの愚痴ばかり。本当に奥さんと彼の間に愛はあるのでしょうか?そう思うと罪意識は薄くなっていきました。
私と居る時はいつも満面の笑顔。その隣で私はまた浮かれてしまっていたのです。

 「修羅場」が起きたのは、付き合って4ヶ月記念日の日でした。この日は彼の家にお邪魔することになっていました。
「奥さんは?いないの?大丈夫なの?」
「大丈夫だよ〜心配なんかしなくていいよまじで(笑)ちゃんと片付けておくからね。」
初のお家デートでした。
彼の家はマンションの13階でした。
部屋の中はとても綺麗でした。

玄関、リビングにある写真立てはすべて伏せてありました。

一緒にお昼ご飯を作ってテレビを見て何気ないことで幸せを感じていました。
私「ねえこのテレビまじで面白いよね。(笑)」
二「…んなこといいよもう」
そう言って後ろからぎゅっとされた時は
もうこのままこの関係が続けばいいのにと心の底から思いました。

彼はそのまま私を寝室へ連れて行きました。ベッドを見たときここで奥さんをいつも抱いているのか、と胸が少し痛くなりましたがそんなちっちゃな不満よりも幸せの方が大きかったのです。

事が終わり、幸せに溢れていたとき、
彼の携帯に電話が。
「え?なんで?なんで?わかった、うん、なんでだよ、わかった、じゃ」
彼の表情が一気に曇りました。
「どうしたの?」
「○○が帰ってくる。どうしよ、やばいよ。ちょ、とりあえず今帰ったら鉢合わせになるかもだから隠れて。」
そう言ってそのまま私はクローゼットの中に
隠されました。心臓が壊れそうでした。

「ごめんね〜〜高嗣〜〜忘れ物〜〜っ」
奥さんの声は初めて聞きました。
ですがそのあと衝撃的な声を耳にしました。
「パパ〜おもちゃ〜〜」
頭を殴られたような衝撃を受けました。

クローゼットの隙間から微かに見えた彼の顔は
青ざめていて笑顔が引きつっていました。
もう、私の大好きな笑顔ではありませんでした。

どうしようか、結婚してるって知ったのも付き合ってからだし、子供がいることなんて知らなかった。知ってたら手なんか出してない。
どうしようどうしようどうしようどうしよう。

ここで出て行ってやろうか。いや、でも今出たら絶対にやばいことになる。変な汗が沢山出ました。気付けば涙が出ていました。
気付いた頃には奥さんはクローゼットの前に立っていて、勢いよくドアを開けました。
「え?」奥さんは震えていました。
私も震えていました。
玄関では「ママ〜!早くー!」
と子供の声が響いていました。
「ごめんなさい」そう言って私は
彼の家から飛び出しました。
逃亡、それはそんなに簡単なものではありませんでした。すぐに奥さんに追いつかれて腕を掴まれてそのまま頬にビンタをくらいました。
「どうゆうこと?あんた誰?ふざけてんの?」
沢山の罵声を浴びせられました。
彼は奥さんの腕を掴んで私から引き離しました。
「ごめん、もう帰って」
とだけ彼は言いました。奥さんは泣いていました。さっきまでの幸せな時間はなんだったのでしょうか幻だったのかとさえも思いました。

その日の夜彼から電話がかかってきました。
電話越しの声は彼ではありませんでした。
奥さんです。
「どういうつもりなのか、罪意識はないのか、訴えてやる、この泥棒が。」この様な内容の罵声をまた浴びせられました。
もう言われなくたってわかっています。
その後に聞きなれた彼の声が電話越しに聞こえてきました。
「ごめん、明日会って話がしたい。」
とだけ告げられました。
後日、あのバーへ行きました。
「なんかお酒飲む?高嗣、あれ好きだったよね、注文するね!」
店員さんを呼ぼうと上げた手をぎゅっと握られ下されました。
「どうしたの?」
彼は無言でを分厚い封筒を私の前に差し出しました。
「これで別れて」
とだけきっぱり言われました。耳を疑いました。封筒に入ってる金額、500万也。
「いやだいやだ」となく私をもう彼は抱きしめてくれることはありませんでした。
彼は「ありがとう」とだけ言い私の肩を少し抱いたあと店を出て行きました。
私はその場で泣き崩れました。



的な恋がしたいなあという
薄汚い私の理想物語でした\(^o^)/
お気付きの方もおられると思いますが、
この物語は
ミオヤマザキさんの民法第709条の歌詞に沿って書いてみました\(^o^)/
私の大好きなバンドです。見事に
このカテゴリーの曲ばかりです。
気になった方は是非聞いてみてください♡

とまぁこんな感じの妄想でしたっちゃんちゃん。


吉丸。